中華ランチは如何でしょうか。

しょうじゅの里鶴見がある横浜市には、
世界的にも有名な観光名所『中華街』があります。

入居者様の中には、
「昔はよく家族と一緒に中華街まで、
美味しい中華料理を食べに出かけた」
とお話しくださる方も多く、だからなのでしょうか、
意外にも「中華料理通」という入居者様が多いです。

ある入居者様も、誕生日の日はご家族様と一緒に
中華料理を召し上がられるのが定番の過ごし方。

昨年は中華街まで足を運びましたが、今年は
「中華街は本人も疲れちゃうみたいだから、
近場の中華料理店にしましょう」とのお言葉をいただき、
一昨年行った中華店に出かけることにしました。

ご家族様とユニットスタッフ、
そして仲の良い相談員も同行して、
ミニドライブもかねて、いざお出かけです。

車中では、久しぶりの『遠出』に
嬉しそうな様子を見せる入居者様の笑顔がありました。

2年ぶりの来店となりましたが、
入居者様もお店のことを覚えていたようで
「あら、ここは…」
と、ちょっと懐かしそうにニッコリ。

ゆったりとした席に通され、早速メニュー表を覗き込みます。


「どれにしましょうか」
スタッフの問いかけに
「なんでも好きだから、お任せするわ」
と入居者様。

それぞれのメニューを4人分、オーダーさせてもらいました。

ほどなく、店員さんが注文したメニューを運んできてくれました。
それを受け取って、美味しそうな匂いをかいだ入居者様からは
「美味しそう!早く食べたいわ」


大きめの丸テーブルの上にずらりと料理を並べ、
全員で「いただきま~す」。

「熱いので気をつけてくださいね」
そう言いながら、中華スープを盛り付ける相談員に
「は~い」と返事を返しながら、
お店自慢の中華料理に舌鼓を打つ入居者様です。



会話も弾み、気が付けばお皿も空っぽに。
満足気な入居者様の笑顔を、記念にパチリといただきました。

「こうやって食べられていいわね。
幸せだね~」
そんな一言もいただきました。

楽しい、嬉しい、美味しい誕生日を迎えられた入居者様。

どの入居者様も、素敵な笑顔でそれぞれのお誕生日を迎えられるよう、
これからもしょうじゅの里鶴見は、スタッフ一同
皆様のサポートに全力を尽くしたいと思います。

手作りスイーツに舌鼓!

しょうじゅの里鶴見の『令和』最初のブログになります。
平成に引き続きよろしくお願いいたします。

さて、当施設の全てのお食事は、
業者をはさまない『直営給食』にて提供しています。
日々、入居者様の健康作りの一助となるよう、
またどのメニューも、美味しく楽しく召し上がっていただけるよう、
様々な工夫を盛り込んでいます。

それは『おやつ』も同様で、既製品をお出しすることもありますが
厨房で作ったオリジナルスイーツもご提供してます。

その内容は、お店で買ってくるものと遜色ない
シュークリームやクレープ、ロールケーキ等の
洋生菓子だったり…



時には「ホームメード感満載」の
フルーツみつまめや蒸しパンをお出ししたり…


「バナナのティラミス風」など、
ちょっと『一工夫』のあるスイーツにしてみたり…

入居者様からの評判も上々で
「やっぱり手作りは良いわね~」
「おやつの時間が楽しみになっちゃう」
と、嬉しいコメントが届くこともしばしば。

時には、季節感や行事カラーを大事にしたおやつも
ご用意しています。

例えば、桜の開花が待ち遠しい4月は『桜蒸しパン』を。

去年お出ししたものになりますが、
5月は『子供の日』にちなんで「こいのぼりケーキ」。

7月は『七夕』にちなんだ「しゅわっ七夕ゼリー」を
お出ししました。

令和の時代もしょうじゅの里鶴見では
様々な場面で、入居者様に笑顔になってもらえるような
取り組みを続けていきます。

マックランチで美味しい笑顔

ファストフードのお店、と聞かれて、
ほとんどの方が「マクドナルド」の名前を
思い出すのではないでしょうか。

黄色いMの文字を見ない日はほとんどなく、
最近はテレビCMのラストを飾る
「フフッフッフッフ~ン♪」のメロディも
聞かないことはないような気がします。

そんな『国民的ハンバーガーショップ』のメニューを
楽しんでみよう、と、昼食レクとして
企画したユニットがありました。

ご家族様にご連絡すると
「昔は好きだったので、喜ぶと思います」
というありがたいコメントだけでなく、
「ハンバーガーなんて食べたことないから、
どんな反応をするかしら」
と、ちょっとドキドキしたような声をいただいたり…

さて、昼食レク当日。
ユニットスタッフが隣の川崎駅で
マクドナルドの定番メニューを人数分購入し、
1階フロアにある喫茶室に登場しました。


いよいよ、皆さんでマックランチです。
パッと見ると、今日ばかりはこの空間も、何処かの
マクドナルドの店内(=イートインスペース)の雰囲気です。


皆さんの反応は、と言うと…

「ポテトが美味しいわ~!」
と言って、ニコニコと何本もフライドポテトをつまんだり


「こういうの、食べたかったの」
と、ハンバーガーをほおばる姿が。
 


ドリンクもしっかり楽しんまれて
「こういう昼ごはんも、たまにはいいねぇ」
と、嬉しそうな顔で完食・完飲されていました。

和気あいあいの雰囲気で、
マックランチを楽しまれた皆様。
その楽しそうな笑顔と、喫茶室にただようマック商品の匂いに
通りすがりのスタッフからも
「なんかマックのメニューを食べたくなってきた」
との声も聞こえてきました。

「I'm Love it!」な昼食レクは、大成功。

「スタッフ特製メニューを楽しんでもらうのも良いけど、
『施設に入ったら、なかなか食べる機会がなくなってしまう』
普段使いのメニューを召し上がってもらうのも
変わった刺激になって良いかもしれないね」

新しい『ユニットレク』の可能性にも気づくことができました。

「自分へのプレゼント」を買いに

ある入居者様がお誕生日を迎えられ、そのお祝いを兼ねて
「美味しいものを食べに、何処かへお出かけしませんか?」
とお声をおかけしたところ、
「それよりも、新しい洋服が買いたいな」
とのリクエストをいただきました。

そんなわけで、当施設にほど近いショッピングセンターまで
ミニドライブ + ショッピングにお出かけです。

駐車場に車を停めて、いざお買い物。

まず手に取ったのは、世界的に人気の
あのキャラクターがプリントされたトップスでした。

「黒のベースにオレンジのアクセントが効いているなぁ。
なかなか良いデザインだ」

オシャレマスターの入居者様らしく、
デザインから色使いの部分まで、細かくチェックしていました。

トップスを見たら、次はもちろんボトムス選びです。

着心地のよさそうなズボンを見つけては、
自分のカラダに合うか、あてがってみたり
鏡で見栄えを確認したり…

時には
「お!赤札がついてる!
これはなかなかのお値打ちものだぞ!」
と、値下げ表示のついたタグを見て、
嬉しそうにされる場面も。

店内をじっくり探索し、
お気に入りのアイテムをゲットした入居者様。
お店の前で、大満足のVサインです。

続いては、併設のスーパーマーケットで
『昼食』のお買い物。

「レストランとかに食べに行くのもいいけどさ。
最近のお惣菜は美味しいし、気楽にのんびりと
施設の喫茶室で美味しいものを食べられればいいよ」
そう言って、スーパーのお弁当コーナーをのぞいたり、
惣菜バイキングを眺めたり、
焼きたてパンの前で悩む素振りを見せたり…
楽しそうに店内を巡られていました。

と、ここで立ち止まった場所は、スイーツ売り場。
「誕生日だから、たまにはこういうのも食べようか」

そう言って指さしたのは、
バースデーケーキの代表格・ショートケーキ…ではなく、
プチシューでした。

施設に戻り、『戦利品』から構成されたランチタイム。

普段、なかなか食べられないお惣菜の数々(+ スイーツ)に
ニコニコしながら、箸を取った入居者様からは
「今日は連れてってくれてありがとう」
と、スタッフにとって最高の『贈り物』メッセージを
いただくことができたのでした。

しょうじゅの里鶴見では、これからも入居者様にとって
「嬉しい」や「楽しい」を感じてもらえるような
レクリエーションを企画していきたいと思います。

清き一票を大切に!

先日4月7日は、地方統一選挙でした。

当施設でも、入居者様達の大切な『一票』を守る為、
投票を希望される入居者様に、
不在者投票での対応を行っています。

事前にご意思を確認し、それぞれの方の投票権を管理する
選挙管理委員会に依頼して、投票用紙等の書類一式を送っていただき、
準備万端整えて、4月2日に、希望された皆様に
投票を行っていただきました。


立ち合いは、相談員及び事務スタッフが担当。
各フロアに設けた『特設投票所』にて、
順番に「清き一票」を投じていただきます。



この『不在者投票』にも、当然のことながら
きちんとしたルールが設けられており、
立ち会いのスタッフも、そのルールを守って
しっかり対応させていただきました。

この『ルール』の1つに、
文字を書くのが難しい場合、代筆が認められているのですが
ほとんどの入居者様はご自身の手でペンをしっかり握り
自分が信じた候補者の名前を投票用紙に書かれていました。



大切な『一票』は、その後、規定の通り
その日の内に、それぞれの選挙管理委員会の元に
責任もって発送させていただきました。

民主主義の根幹を担う、大切な選挙。
投票を済ませた入居者様達は、どなたも
とても清々しいお顔をされていました。