過ぎ行く夏を見送る音色

現在、当施設では月2回、ボランティアの方による
音楽アクティビティが実施されています。

『バンジョー』という、アフリカ系アメリカ人が生み出した
ちょっと変わった見た目の楽器で伴奏を奏で、
懐かしい童謡や唱歌を唄うこのイベント。
会場は隣り合ったユニット内の共有ダイニング内となっており、
アットホームな雰囲気なのが特徴。

この日も、ユニット内のテレビに歌詞を映して
手元で見る為の歌詞カードを入居者様達に配布して、
早速スタート。

「最初は、ちょっと身体を動かしながら歌いましょう」
ボランティアさんの優しく声をかけます。

奏でられたのは、名曲「むすんで ひらいて」。

サポート役として、当施設の理学療法士Mさんが前に立ち、
入居者様を誘導するように、大きく手を動かします。

入居者様達は唄いながら、曲にあわせて
手をパーにしたりグ―にしたり…
軽い運動で身体だけでなく、心も軽やかにしていきます。

ほどよくカラダが温まった頃、いよいよ「メインステージ」。
「今日は『夏』の歌です。
来月が『秋の歌』を持ってきますので、唄い納めですね。
楽しんでくださいね」

バンジョーが奏でる独特のメロディにあわせて、
明るく元気が出る夏の歌を唄う入居者様達。

Mさんの声かけにあわせて、曲によっては手拍子をしたり
ちょっと足ぶみしたり…楽しいひと時を過ごしました。


アクティビティの途中から、看護師も参加して
イベントはますます大盛り上がり。

多職種連携で、入居者様の多いに楽しんでいただけた
素敵なボランティアイベントの時間になりました。