ユニットでお花見!

春を代表する樹花といえば
やはり『桜』



当施設の敷地内には、残念ながら桜はありませんが
隣接する新鶴見小学校や、障害者支援施設希望さんの敷地内では
春の到来を告げる可憐な花を望むことができます。





例年では、毎年桜の時期になると、
入居者様達にプチ花見を楽しんでもらうのですが、
今年はご存知の通り、新型コロナウイルスが猛威をふるい、
外出もままならない状況…

せめてユニット内でお花見を、と、
あるユニットでは、共有フロアの壁面に
こんな『お花見スポット』を作成していました。



壁に桜の造花w飾り、その周囲に
沢山の桜の写真を貼り付けます。

写真は青空に映える桜を中心にセレクト。
それが見事に功を奏し、室内にいるのにその場所だけ
春の穏やかな陽光の下で満開の桜が花開いているかのような
華やかな雰囲気になりました。



ユニット内に突如現れた『お花見スポット』を見上げ、
入居者様も目元をほころばせながら
「綺麗ねぇ…」とひと言。






「早く外に出られるようになって、
何の心配もなく、春の景色を沢山見ることができるように
なったらいいわよね」

沢山の想いが詰まった『桜の名所』を眺めながら、
切なる願いをつぶやく入居者様に、
「状況が落ち着いたら、絶対にお散歩に行きましょう」
と、固く約束するスタッフ達なのでした。


春色の手づくりスイーツ

4月に入り、窓の外から見える景色も
だんだん春めいてきました。

今年は、新型コロナウイルスが猛威をふるっていることから
なかなか外出することができず、
『春』を体感することが難しい状況にあります。

そこで、当施設の厨房からご提案。
「味覚で春を感じてもらおう!」

春をイメージするもの、と言えば、
多くの方が「桜」を思い浮かべるのでは
ないでしょうか。

厨房がご用意した桜スイーツシリーズ
第一弾がこちらの「蒸し饅頭」。


桜の塩漬けをのせて、
見た目だけでなく、口の中でも
「桜」を感じてもらえる1品です。

和スイーツといえば、こちらも外せません。
『桜どらやき』です。


手作りの桜餡は、桜の香りはもちろん、
甘さも絶妙で、入居者様からも
「コレ、何処で売ってるの?
…え?手作り?」
と、驚きの声があがっていました。


もちろん、洋菓子タイプの桜スイーツもあります。
こちらの『桜のパウンドケーキ』には
刻んだ桜の葉を練り込んでいます。


定番の「さくさくクッキー」にも、
桜の葉パウダーを混ぜ込んで、
季節限定「桜クッキー」としてお出ししました。


また、3月は桜スイーツだけでなく、
苺をあしらった手作りスイーツもご用意しました。


ケーキの王様『いちごのショートケーキ』


可愛い見た目が人気の『苺のトライフルケーキ』


これからも、当施設では
家庭的な雰囲気を大事にしながら
時には
「え?これ、お店で買ってきたものじゃないの?」と
驚いていただけるほど本格的なスイーツを
楽しんでもらおうと思います。

4月の訪問理美容中止のお知らせ

しょうじゅの里鶴見では、月に一度、
当施設を利用されるご利用者様を対象とした
訪問理美容を実施しておりますが、
月の訪問理美容については
新型コロナウイルス感染予防対策の一環として
中止とさせていただきます。

お申込み済のご家族様には、大変恐縮ではございますが、
諸事情お察しの上、ご理解いただき、
ご了承いただければ幸甚です。

尚、5月の訪問理美容実施については
状況を考慮した上で、改めてお知らせいたします。


しょうじゅの里鶴見

面会制限 延期のお知らせ

面会制限延期のお知らせ 


新型コロナウイルスの感染拡大に伴い
3月31日まで面会制限をさせて頂いており、
4月より面会制限の緩和を考えておりましたが、
東京都等をはじめ関東地方にて感染拡大している現状を鑑み、
誠に不本意ながら面会制限を当面の間継続させて頂きます。

(緊急やむを得ない場合、施設側から要請があった場合を除きます)

感染拡大状況を注視しながら
面会制限の緩和が出来ると判断をしましたら
改めてご連絡させていただきます。


・物品等の差し入れについて

 入居者さまへの差し入れ等につきましては、
 受付にてお預かりさせていただきます。

ご入居様の安全を第一に考え、
皆様のご理解とご協力をお願い致します。


令和2年3月30日

特別養護老人ホーム しょうじゅの里鶴見
施設長 秋津克巳

手作り雛に想いをこめて

3月を代表する行事に『桃の節句』があります。
ご存知の通り、雛人形を飾り、
女児の成長や幸せを、家族皆で願うお祭りです。

先日のブログでもご紹介しましたが、
当施設でもロビーエリアに雛壇を飾り、
入居者様達に楽しんでいただきました。

また、ユニットにおいても、
そのユニットならではの雛祭りを開催しました。

例えば、こちらのユニットでは
「オリジナルの雛飾りを作りましょう!」と
2月の後半から作業を開始。

余暇の時間を利用して、入居者様達に
折り紙を使って、世界で1つだけの雛飾りを
作ってもらいました。

折角作るなら、と、春らしい柄や
華やかな色を持った折り紙で、
雛飾りに相応しいアイテムを折る入居者様達。


ちょっと折るのが難しい部分や、
手順が分からない所はスタッフが丁寧にサポートして、
雛祭りらしいアイテムを、
いくつも折りあげて頂きました。

完成したアイテムをつなげて、
ユニットの壁に飾ると、パッと室内が明るい雰囲気に…

入居者様達も、自分達の手で作り上げたことが
とても嬉しかったようで、1日に何度も飾りの前に来て
その出来栄えをニコニコ顔で見つめていました。

元々雛人形のルーツとして、
紙で作った人形(ひとかた)に厄を移して
川に流す「流し雛(ながしびな)」というものがあるそうです。

入居者様達が作った可愛い雛飾りを、
このルーツと同様に『川に流す』なんて、とてもできませんが
何となく、昔から伝わってきた行事をなぞれたようで、
温故知新なユニットレクになったような気がしました。