かつて『こども』だった皆様へ

先月の話になってしまいますが、
5月5日は『端午の節句』、
もしくは『こどもの日』ということで、
各所で様々なイベントが行われていました。

しょうじゅの里鶴見の隣にある小学校のグランドでも
この日は近隣の野球チームが試合をしていたようで
終日、子ども達の元気な声が響いていました。

また、少し歩いた先にある公園内にある建物内には
沢山の五月人形が飾られており、
一般の方々にも無料で公開されていました。


入居者様も、お散歩がてら、その場所に立ち寄り
ズラリと並ぶ様々な勇ましい人形や
男子の立身出世を願う象徴でもある兜の置物を
楽しそうに眺められていました。


スタッフの方も、とても気さくに接してくださり、
飾られている人形についても
とても丁寧にお話ししていただきました。


帰り際、草葉で作ったバッタをプレゼントされたそうで、
施設に戻った時、受付スタッフや相談員に
とてもうれしそうに見せてくださいました。

施設でも、この日の昼食は『行事食』として
入居者様達に「ごちそう」をご用意させていただきました。

主食は、これから暑くなることを踏まえ、
元気で過ごしていただきたい、という願いをこめて、
鰻を乗せたちらし寿司。
主菜は、『こどもの日』にちなんで、
お子様ランチで定番のエビフライをご用意しました。
副菜はスモークチキンマリネ。
汁ものは赤だしです。

美味しく食べてもらえるよう、
盛り付けにも気を配る介護スタッフ達。


目の前に並べられた豪華なランチに、
入居者様達も「わぁ、今日はすごいわね」と
歓声をあげられました。


5月5日といえば、かつては『主役』だった男性入居者様達も
「いただきます」
「これは美味しそうだね」
と、笑顔で箸やスプーンを動かします。


実は5月5日は『菖蒲の節句』でもあり、
強い香気で厄を祓う菖蒲やよもぎを家の軒につるしたり、
菖蒲湯に入ることでたり、家庭の無病息災を願っていました。

当施設では、皆様に美味しいごはんをいっぱい食べてもらって
今まで以上に、健康を力強くサポートしていけるよう
引き続き、努力を重ねたいと思います。


6月も、しょうじゅの里鶴見では
この時期にふさわしい行事レクや特別メニューで、
入居者様達の生活を楽しく演出していきます。