『はじめのいっぽ』を鶴見で!

『介護』のお仕事には、多種多様な資格があります。

その受験資格のほとんどが、年齢に関わらず、
働いた年数に応じて受験資格を得ることができるので、
ただ働くだけではなく、キャリアップを目指しながら
成長できるという特徴があります。

さて、この介護に関する資格の中で
「はじめのいっぽ」に位置する資格といえば、
『介護職員初任者研修』です。


少し前までは「ホームヘルパー2級」という名前でしたので
そちらの方が馴染みがある人も多いかもしれません。

さて、当施設を会場に、
この『介護職員初任者研修』が行われました。


研修スタートは9:30からだというのに、
早い方は1時間以上前に当施設に到着されていました。
更に、9時前には研修生全員が施設に来ていたのだから、
その『熱心さ』には感心するばかり。


研修中も、講師の言葉に一つ一つうなずいたり、
ノートにメモをとったり、とても真剣に受講されていました。



実は、介護職員がキャリアアップしていく道しるべとして、
国の制度の1つとしても、介護キャリアパスが定められています。
今回、当施設で受講いただいた『介護職員初任者研修』は
その入門資格として位置づけられています。


この後、将来的に介護福祉士資格を目指す場合には
「実務者研修」というものを修了しなければなりませんが、
初任者研修を修了していれば、
450時間のカリキュラムで実施される実務者研修の中で
130時間もの受講時間が免除されます。

更に、将来的に「介護福祉士国家資格」の取得を目指す上でも
スムーズとなっています。

メリットが多い、この『介護職員初任者研修』は、
更に、要介護の高齢者がご家族にいる場合にも
思った以上に役に立ちます。

つまり、初任者研修で学んだ知識・スキルは、
『介護職員』として働くためだけではなく
自分のためにもなる、とても身近な資格ともいえるのです。

そんな様々な可能性を秘めた『介護職員初任者研修』。
しょうじゅの里鶴見がその受講場所として利用されることは、
当施設で働く介護スタッフにとっても刺激となり、
より良い循環が生まれるような気がします。