『みどりのゆび』はないけれど…

『みどりの指』という、モーリス・ドリュオンが書いた
フランスの童話をご存知でしょうか。

親指を押し付けると、
どんな場所にも色々な花を咲かすことができる
『魔法の指』を持った少年・チトのお話しで、
チトは街中だけでなく、
刑務所や貧民街にも花を咲かせていきます。
さらに戦争をやめさせようと、
そのチトのお父さんが経営する工場が
製造・出荷していたた武器にも花を咲かせます。

この、何とも可愛らしいお話しを
思い出すきっかけになったのが、こちらの風景。


駐車場の一角に、この度、トマトと茄子等の
『食べられる実がなる苗木』を植えさせていただきました。

昨年と同様に、向日葵やカスミソウなど、
施設の風景に彩りを添える植物類と一緒に、
『野菜』の緑もすくすくと成長中です。

まだまだ収穫には遠い状態ですが、順調に育っている
『鶴見農園』の作物たち。


入居者様も、スタッフと一緒に水やりを
手伝ってくださっています。



前述の、チトのような魔法は使えませんが、
愛情たっぷりに育てていきたいと思います!