3月第1週の献立表(2月25日~3月3日)

しょうじゅの里鶴見では、当施設を利用される皆様のお食事を、直営給食にてご提供させていただいております。
毎日の暮らしの中で楽しみの一つである『お食事』の時間だからこそ、味の品質はもちろん、『我が家でのごはん』の風景を再現して入居者様に喜んでもらえるよう、『食事面でのユニットケア』を行っていこうと思っております。




可愛い鬼さん大集合!

「鬼は外 福は内」のフレーズで有名な
節分の豆まき。

現在のようなスタイルになったのは室町時代で、
庶民に広まったのは江戸時代のこと、と言うのですから
改めて長い歴史を持った行事なのだな、と思ってしまいます。

伝統文化や季節の行事を大事にしている当施設では、
『節分』の日も、それぞれのユニットで豆まきをしたり、
厨房からは特別食をご用意して、皆様に春の訪れを告げる
昔ながらのイベントを楽しみました。

ちなみに、2月の特別食がこちら。
主食:炊き込み御飯
主菜:いわしの梅煮
 (※ 鰯は鬼を追い払う食物の一つとされています。)
副菜:ごもく煮豆
デザート:いちご
汁物:キャベツの味噌汁
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おやつ:節分ボーロと甘酒


節分レクの一つをご紹介しますと、あるユニットでは
『豆まき』にちなんだレクリエーションゲームを実施しました。


鬼の的にめがけて、豆の代わりにボールをぶるける、というもので
昔の縁日等にあった『鬼の的当てゲーム』を思い出させます。


『的を狙ってボールを投げる』という行為は、
身体だけでなく、脳も色々動かすので、
認知症予防に効果的な運動の1つとされています。


もしボールが小さくて持ちづらい…という方がいても大丈夫!
スタッフが『スペシャルアイテム』として
通常サイズよりも何倍も大きな球を用意していました。


節分の日らしい、楽しいレクリエーションで
のびのびと身体を動かし、大いに笑った皆様。
厨房からご用意したおやつも、美味しく召し上がって
いただけたのではないでしょうか。

また、他のユニットでは
「地域によっては『鬼は内』と言うそうですから…」と
入居者様に可愛い鬼さんになってもらいました。



こんなキュートな鬼なら、
施設にもたらしてくれるのは『幸せ』以外にないでしょう。

その証なのか、節分の翌日の『立春』は
まるで本当に春が来たかのようなポカポカ陽気で
施設中、明るい雰囲気に包まれていたのでした。



冬の歌は ♪あったかいんだからぁ~♪

同法人が運営する特別養護老人ホームしょうじゅの里三保で
実施されている音楽アクティビティ『小さな音楽会』。

11月に掲載したブログでもご紹介しましたが、
一般社団法人日本音楽健康協会が主催した「音健アワード2018」の
音楽レク実証部門で優秀賞を受賞したほどのアクティビティで
施設でも大人気のイベントとなっています。
(出典:一般社団法人日本音楽健康協会発行「音健協通信」2019年新年号)





この素敵な音楽イベントが、当施設でも月1回、
開催されることになりました。




1月の開催は28日(月)
隣り合うユニット内の、片方の共有スペースを会場にして、
各階2回ずつ実施していきます。

この日は丁度、法人グループが運営する看護学校の生徒さんが
実習に訪れており、入居者様がこの音楽会を楽しめるよう
力強くサポートしてくれました。


持ち込まれた電子ピアノの生伴奏に合わせて、
懐かしい唱歌や思い出のつまった童謡を
皆で楽しく唄うこの『音楽会』。


歌を唄うことには、様々な健康効果があります。
また、好きな歌の歌詞に乗せて気持ちを表に出すことで、
心の中に溜まっている感情を
浄化する効果があるとも言われています。

開催された1月、という時期に合わせて、
「何かお気に入りの『冬の歌』があったら、
皆で唄いませんか?」
と、声をかける担当スタッフさん。

持ってきてくれた歌詞カードは、
毎回シーズンに合わせて組みなおすそうで、
参加される皆様の好みを、広くカバーしています。


「『冬景色』がいいかな」
「最近、下の階の暖炉がついたし、『ペチカ』とかは?」

楽しい雰囲気に導かれて、入居者様も笑顔でリクエスト。

前述の『音健協通信』に掲載されていた、
「小さな音楽会」に対する審査員講評にあった
東京大学大学院医学系研究科教授 今井博久氏の言葉
「音楽は魔法の杖」のコメントの通り、
『音楽』という元気が出る魔法が、入居者様達に
素敵な笑顔を引き出してくださいました。


2月の開催は19日。
入居者様達の力強い歌声とハツラツとした笑顔が
今からとても楽しみです。