祈りをまといて、揺れる笹の葉

今月7日は七夕でした。


この日の昼食は、七夕をイメージした
特別メニューをお出ししました。



たまたま施設見学に来ていた利用予定者様のお孫さんが
デザートの『天の川ゼリー』を見た瞬間
「すごい可愛い!
おばあちゃん、これからこういうの食べられるの?
いいなぁ~!!」
と興奮して話していたそうです。


ユニットでは、七夕の定番・笹飾りを楽しみました。
こちらの笹は、今年も同法人が運営している施設
『しょうじゅの里三保』からお裾分けしてもらいました。


それぞれのユニットに1つずつ配られた笹に
それぞれのユニットスタッフが趣向をこらした飾りを準備し、
それを入居者様に飾ってもらいます。




短冊には、もちろん願い事を書いて
吊るしてもらいました。


多くの入居者様がご自身のことではなく
ご家族様の健康や幸せを願われていて、
その温かい心に、思いがけず触れる機会となりました。


もちろん、中には
「おまんじゅうが食べたい」
というオチャメな願い事の短冊も。

これを見たスタッフが
「次のおやつレクは和菓子祭りですね!」
と、喜び勇んで企画していました。

しょうじゅの里鶴見の七夕は
優しい心と楽しい笑顔がいっぱいです。


『希望cafe サルビア』でスイーツタイム

当施設の隣は、社会福祉法人白根学園様が運営している
障碍者支援施設『希望』様があります。

そこに併設している『希望cafe サルビア』様では
有機栽培のコーヒー豆や茶葉を使用した喫茶メニューや、
手作りフードがご提供されています。

少し前になりますが、あるユニットの入居者様達が
順番にこの『サルビア』におでかけし
「カフェ de おやつ」のひと時を楽しみました。

日差しがたっぷり降り注ぐ店内に入り、
オシャレなメニュー表を見ながら
何を注文するか考える入居者様達。


「どれも美味しそうで迷うわ」
「アレもコレも食べたくなっちゃう」
スタッフと一緒に、女子トーク全開で
オーダーするメニューを決めていました。

ほどなくして、カフェスイーツの数々が入居者様達の元に。
「美味しそう~!」
「早速いただきましょう♪」


店内にあふれる優しい雰囲気を楽しみながら
カフェタイムを楽しみます。

女子会な雰囲気になっていますが、
もちろん男性の入居者様も、ニコニコ顔で
カフェタイムを楽しまれていました。

「今回はおやつだったけど、
今度はお昼ご飯もここで食べてみたいねぇ」
「じゃあ、次の外出レクということで企画しましょうか」
そんなやり取りもあったとかなかったとか…

次なる『サルビアタイム』がありましたら
またこちらのブログでご紹介したいと思います!

季節を感じるスイーツを

7月に入り、待たれるのは『梅雨明け宣言』。
季節はすっかり夏の様相となりました。
(最近の気温上昇で、春の段階から夏のような状態では
ありましたが…)

さて、6月の花といえば『紫陽花』です。
当施設の敷地内には紫陽花は咲いていないのですが、
最寄りの尻手駅から施設に向かう道中では
施設のお隣にある『希望』さんの敷地内で
綺麗な紫陽花の姿を見ることができました。


入居者様も、ここまでお散歩できれば
季節のお花の姿を見ることができるかもしれませんが、
それが難しい方も多く…

そんな中、厨房スタッフの皆さんが
施設内に綺麗な『紫陽花』を咲かせてくれました。

手作りの『紫陽花ゼリー』です。

綺麗なブルーとピンクのサイコロ状のゼリーが
白いミルク寒天の上に散らばって、とても華やかです。

この『食べられる紫陽花』がどうやって作られたか、
その流れを簡単にご紹介します。

まずは、ゼリー作り。

通常の寒天ゼリーを作る要領で寒天を煮溶かし、
紫陽花カラーのブルーとピンクに染め、
パッドに流し入れます。



冷やして固めるとこんな状態。

それを丁寧にサイコロ状に切ります。

この状態で、彩りがとてもきれいです。

これを白いミルク寒天の上にちりばめて出来上がりです。

この『紫陽花ゼリー』。
入居者様にも大好評で
「食べるのがもったいない!」
と、しばらく眺められていた方もいらっしゃいました。

当施設では直営給食であることを活かし、
お食事だけでなく、おやつの時間も
季節感を感じていただいたり、
ご家庭の雰囲気を楽しんでもらえるように
手作りスイーツのご提供にも力を入れています。

また素敵な手作りのおやつが登場しましたら
こちらのブログでご紹介したいと思います。