大切な一票を届けます

少し前の話になりますが、先月7月21日は
国政選挙の一つ『第25回 参議院選挙』でした。

18歳以上の日本国民であれば、選挙権を有します。
それは、当施設に住まわれている入居者様も然り。

当施設では『不在者投票』にて、希望する入居者様に
選挙権を行使していただいています。

各フロアの談話室等を使って、簡易的な投票所を設置。
スタッフが順番に入居者様を誘導し、
専用の投票用紙にて投票をしていただきます。

投票のやり方は、普通の投票と同じ。
まずは選挙区別の投票をお願いします。

「候補者はこのリストに書いてある人ですよ」
副施設長の説明を受け、
真剣に候補者リストを見つめる入居者様です。

投票時に困ったことがあったら、
すぐに『立会人』として待機している相談人が対応します。
もちろん、「誰に投票すればいい?」という質問に対しては
「自分で決めないと駄目ですよ」と、自主的な投票をお願いしました。


次は比例代表区。
こちらもリストをお渡しし、自らの考えで支持する政党や候補者の名前を
選挙用紙に書いていきます。
 

投票が終わったら、正規の手続きに従って、
それぞれの入居者様の選挙区を管理している選挙管理委員会に
『大事な一票』をお送りしました。

さて、今回の参院選の投票率は48.80%。
悪天候の影響もあったかもしれませんが、かなりの低投票率でした。
しかし、当施設に住まわれている有権者の皆様を見ると、
選挙に向かう姿は真剣そのもの。

改めて、『大事な一票』の重さを感じる瞬間でした。