頑張っています!生活リハビリ

しょうじゅの里鶴見では、
入居者様の身体及び心身の機能低下の予防や、
現在の運動能力の維持を目的とした
『生活リハビリ』を定期的に行っています。


最近良く耳にする、この『生活リハビリ』という言葉。
実は特定の定義はないようです。
なのでここでは、着替えやトイレ、入浴など
利用者様が日常生活を過ごす上で行う活動(ADL)を
リハビリと捉え、日常生活動作を自分の力でできるように
支援することを指すこととします。

さて、先日当施設の集会室の一角で
機能訓練指導員と入居者様が
『歩行訓練』を行っていました。


平行棒を両手で握り、機能訓練指導員のサポートを受けながら
車いすから「グッ」と立ち上がります。

「無理しないで、ゆっくりとでいいですよ。
そうそう、その調子」
機能訓練指導員の励ましの声を力に変えて、
入居者様も一歩一歩、歩みを進めていきます。



最初の目的地は、平行棒の先に置かれたパイプ椅子。
そこまでたどり着いて、ちょっと一息つきます。


「車いすまで戻れますか?行けますか?」
機能訓練指導員の問いかけに、
「疲れちゃったけど…もう少し頑張ろうか」
と、力強く立ち上がり、再び足を動かし始める入居者様。

そのたくましい後ろ姿を、先ほどまで訓練していた
他の入居者様も見守ります。


自分の車いすが置いてある場所までたどり着くと
「あー、しんどかった」と言いながら、
口元には満足気な笑顔が浮かんでいました。


特養で行う『生活リハビリ』は、
日常的に毎日行う活動を、できるだけ『自分の力』で
取り組むことが重要となります。
つまり、その方が持つ能力をきちんと見極めた上で、
スタッフも適切な介助量で生活を支援するように
心がけていくことが重要なポイントとなります。

また、運動習慣がない方々に
『生活リハビリ』と称して、無理に運動や
各種の活動を提案しても長続きしません。

入浴やトイレなどの生活の中でリハビリを行い、
少しでも長く楽しく過ごしていただけるよう
専門家による機能訓練はもちろん、
スタッフも『生活リハビリ』に関する知識を身に着け
皆様を力強くサポートしていこうと思います。


5月第1週の献立表(4月30日~5月6日)

しょうじゅの里鶴見では、当施設を利用される皆様のお食事を、直営給食にてご提供させていただいております。 毎日の暮らしの中で楽しみの一つである『お食事』の時間だからこそ、味の品質はもちろん、『我が家でのごはん』の風景を再現して入居者様に喜んでもらえるよう、『食事面でのユニットケア』を行っていこうと思っております。








初めまして、「つるみん」です!

しょうじゅの里鶴見に
「非公式マスコットキャラクター」が
できました。

名前は、施設所在区である「鶴見区」と
施設名である「しょうじゅの里鶴見」にかけて
「つるみん」です。

表情も色々。
羽と足も動きますので
色々なポーズを取ることもできます。

まずは、毎週金曜日に掲載しています
当施設の献立表の中で
活躍してもらう予定です。

献立表、ということで、
「ナイフとフォークを持った」ポーズの
つるみんをご紹介。

また献立表では、つるみんに
その月にちなんだアイテムを持ってもらったり
ポーズをとってもらう予定です。

先行して、こちらの画像を
特別に披露したいと思います。

5月のつるみんは、こどもの日にちなんで
鯉のぼりを持ち、クマにまたがりました。

6月のつるみんは、梅雨の時期ということで
傘をさしています。
傘の色は、鶴見区の色であるブルーです。
頭にでんでんむしを乗せているのも
ポイントの1つです。

更に、施設のイベント「納涼祭」や
「しょうじゅ祭」でも、ポスターやプログラム等に
登場するかもしれません。

「つるみん」の活躍に
どうぞご期待ください!


春の景色を楽しもう!

春といえば、やはり『桜』。

今年は例年より早い開花となりましたが、
満開の時期まで、比較的穏やかな日が続いたおかげで
桜見物もゆっくり楽しめたような気がします。

しょうじゅの里鶴見の近隣の公園や
小学校の桜も見事に咲き誇り、
うっとりするほどの景色を見ることができました。

余暇を利用して、利用者様達も
ご家族様やスタッフと一緒にお散歩がてら
桜見物にお出かけされていました。

その一部の様子をご紹介しますと、
ご覧の通り、素晴らしい桜の大木の下で
満面の笑顔を浮かべる利用者様の姿が。

水分補給も、桜の下だと
なんだかいつもより美味しく(?)感じます。

更に、また別の『春の景色』を堪能しました。
鮮やかな黄色が目にもまぶしい菜の花畑です。


蛇足ですが、当施設から車で約15分ほどの距離に、
日本の「さくら名所100選」にも選ばれた
『三ッ池公園』という、ソメイヨシノを中心とした
1000本を超える桜が咲き誇る桜の名所があります。

今年は機会がありませんでしたが、
来年は「お花見ドライブ」のような
楽しいレクリエーションを企画できれば、と思います。

福祉体験学習に来られました

少し前のお話になりますが…
先日、鶴見中学校の生徒の皆さんが
当施設へ福祉体験学習に来られました。

まだ「介護」という言葉に馴染みの薄い学生さんたち。
こういった施設に入るのも初めてという方もいて、
最初は少し緊張されていたようでした。

しかし、施設内を見学したり、
ユニットで入居者様とお話しされていくうちに、
段々と緊張も解れていったようでした。



食事の準備については、配前の様子を見ながら、
スタッフの説明を熱心に聞かれていました。


普段、何気なく食べている「食事」が、
介護の現場だと、『常食』という名前で用意され、
他にもミキサー食やきざみ食といった
飲み込む力が弱くなった入居者様達でも
「食べやすい」形態で準備されていることに
興味深そうにされていました。


最後はご入居者様との堅い握手でお別れ。
「ありがとう」
「また来てね」
入居者様の声掛けに
はにかみながら応える皆さんなのでした。



これからの日本は、ますます高齢化が進み、
介護に携わる人材がどんどん必要となっていきます。

この日来てくれた中学生の皆さんには、
今回の体験がきっかけで、改めて介護について
考える機会となってくれれば、と思います。
そして大人になった時、
介護の世界で働く『仲間』になってくれたら
これ以上の喜びはありません。